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あなたのサロンが生まれ変わる!プロがやってるサロンレイアウトの手順

サロンレイアウトは大切です。
レイアウトはやろうと思えば誰にでもできることです。
ただ、レイアウトを変えることで現状の問題点を解消し改善につなげるためには、正しい手順を踏む必要があります。
今回はサロン空間を作るためのレイアウトの手順についてお伝えします。

サロンデザインの手順①
問題点を見つける

まずは現状の問題点を見つけます。「なんかやりにくい」「よくわからないけどしっくりこない」といった言語化しにくい内容についてじっくりと考えます。
レイアウトを変えるというこは一旦置いておいて、サロン経営を続けていく上でオーナー本人やスタッフが感じている不満点を洗い出していきます。
もちろんレイアウトを変えるだけで全てを解決することはできませんが、レイアウトを変えるというアプローチにより変えることができることもたくさんあります。

不満に思っていることを可視化する

今のサロンで不満に感じていることはなんですか?
出来れば2人以上で話し合えるといいです。
スタッフと一緒にお仕事をしている人であればスタッフと一緒に考えてください。
一人で切り盛りしている人は話ができそうな第三者になんとなく相談してみるといいでしょう。
スタッフの不満や第三者が率直に感じたことを聞いてみてください。
そのなかにきっとあなたのサロンの問題点が隠れています。

レイアウトで対応できることを考える

問題点がわかったら、どのように解決をするかを考えます。
経営コンサルタントのプロに質問をすれば経営的な視点で解決方法を教えてくれるでしょう。
そしてサロンデザイナーに質問をすればサロンデザイン的な視点で問題解決を教えてくれます。
最終的な理想形は何なのか?おそらく、収益を上げたいというのは多くの人が考えていることでしょう。
ただ、直接数字にはつながらなくても、サロンをすっきりとした雰囲気にする、動線計画を見直すといったことも非常に重要です。
長い目で見ると顧客の定着やスタッフの離職率の低下につながり経営を安定させることにつながります。

サロンデザインの手順②
エリア分けをする

レイアウトの基本が「エリア分け」です。ゾーニングと言うこともあります。
レイアウトをする上でのおおまかなイメージを掴んでいく大切な作業です。

動線をシミュレーションする

動線には2種類あります。
それがスタッフの動線とお客様の動線です。
基本的に、お客様は動線が短い方が好ましいです。
店内に入ってから施術スペースまでの距離ができるだけ短くなるようにというのがひとつの軸になります。
スタッフは店内全体を動き回ります。
受付→カウンセリング→施術といった流れをスムーズに行えるように考えます。
動線に合わせて、備品を置く場所なども考えていきます。
トイレはスタッフもお客様も使うものです。
この場合は特に、お客様の動線が不自然にならないように十分に注意を払います。

エリアごとに区画する

ある程度の動線がわかったら次は区画です。
受付、待合スペース、施術室、スタッフルーム、トイレなどの大まかな配置を考えます。
賃貸物件の場合、トイレの配置はあまり自由に決められないことも多いです。
まずは、トイレの配置から考えるというのもひとつの手です。
受付や待合スペースは入り口の近く配置します。
その奥に、施術室、一番奥のスペースにスタッフルームといった手順でざっくりと区画を区切っていきます。

サロンデザインの手順③
レイアウトをつくる

区画がきまったら、具体的にレイアウトを作っていきます。

壁で仕切る

まずは壁を作ります。
壁の種類も色々あります。
どの程度仕切りたいのか?
天井までしっかりと仕切りたいのか?目隠し程度でいいのか?
といったところを考えていきます。
サロンの種類によっては保健所で定められていることもあるので確認する必要があります。

モノを配置する

壁で仕切ったら次は家具や備品等を配置していきます。
区切られた空間の中に美しく配置できるようにサイズなども考慮します。
動線についても再度よく考えて、無駄はないか?人の動きを不自然に制限しないか?等を考えます。

視線を考える

空間デザインに置いて視線は非常に重要な要素です。
視線の高さ、視線の向きをよくシミュレーションします。
基本的には、お客様同士の視線はぶつかり合わない方が好ましいので、そうなるようにソファや椅子を配置します。
どうしてもぶつかってしまうときは、床を上げたりすることで視線の高さを調整することもあります。

収納量を考える

収納に関してはなんとなくできめてしまうことも少なくありません。
ただ、できれば、どこの収納に何を収納するのか、事前にしっかりと検討することが大切です。
これが後の働きやすさにもつながります。

まとめ

いかがでしたか?
今回はサロンレイアウトの基本手順についてお伝えしました。
これからサロンを開業しようと考えている方は是非参考にしてみてください!

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