コロナをきっかけにして世の中が大きく変わりました。
家にいる時間が増えてオンラインでの体験が増えました。
それでも私達が毎日どこかのリアルな空間に滞在して生活することに変わりはありません。
オフィスを持たない選択肢も普通になりオンラインでのショッピング体験も増えました。
では、今後オフィスデザインやショップデザインが必要なくなるかというと、むしろ逆です。
空間デザインで付加価値を高め、ただの「場」としての存在だけではない特別な空間にしていく必要があります。
そこで欠かせないのが空間をデザインです。
今回は空間デザインで抑えるべきポイントについてお伝えします。
空間デザインをする前にまずは軸を作る

空間を作るときに一番最初に考えるのが「軸」です。
コンセプトととも言います。
例えばスターバックスコーヒー。
どの店舗に入っても「スタバっぽさ」を感じることができますね。
あれは「同じ軸」をベースにデザインがされているからです。
「家庭でも仕事場でもない第三の場所」という軸がスタバのショップデザインにはあります。
そこから具体的なデザインに落とし込まれているので、どこの店舗にいってもスタバっぽさを感じることができるのです。
不思議なことに同じような色使いでショップをデザインしても、ここの軸がないと全然違うものになってしまいます。
それだけ最初の軸づくりはとても大切な要素になってきます。
コンセプトととも言います。
例えばスターバックスコーヒー。
どの店舗に入っても「スタバっぽさ」を感じることができますね。
あれは「同じ軸」をベースにデザインがされているからです。
「家庭でも仕事場でもない第三の場所」という軸がスタバのショップデザインにはあります。
そこから具体的なデザインに落とし込まれているので、どこの店舗にいってもスタバっぽさを感じることができるのです。
不思議なことに同じような色使いでショップをデザインしても、ここの軸がないと全然違うものになってしまいます。
それだけ最初の軸づくりはとても大切な要素になってきます。
空間デザインは要素に分けて考える

軸が決まって、いざデザインをするという段階で考えるのが「要素」です。
空間デザインは色々な要素が集まって完結します。
インターネットで画像をパッとみて「素敵な空間だな~」と思っても、実際に自分で表現するのはとても難しいです。
それは、空間を全体でぼんやりと捉えているからです。
例えば、遊びに行った友達の家のインテリアがとても素敵だったとします。
家に帰ってそれを自分でも再現しようとしても、具体的に思い出せなかったりするものです。
それは空間を要素で捉えていなかったからです。
空間は非常に多くの要素からできています。
具体的には空間は次のような要素からできています。
空間デザインは色々な要素が集まって完結します。
インターネットで画像をパッとみて「素敵な空間だな~」と思っても、実際に自分で表現するのはとても難しいです。
それは、空間を全体でぼんやりと捉えているからです。
例えば、遊びに行った友達の家のインテリアがとても素敵だったとします。
家に帰ってそれを自分でも再現しようとしても、具体的に思い出せなかったりするものです。
それは空間を要素で捉えていなかったからです。
空間は非常に多くの要素からできています。
具体的には空間は次のような要素からできています。
床・壁・天井

床・壁・天井は空間の中でもとくに大きな面積を占めるとても重要な要素です。
床はフローリングにするのかカーペットにするのか、壁はどんな色使いにするのか、天井は・・・といったことを生活シーンや体験の内容をベースにして決めます。
もちろん「好き・嫌い」といった気持ちも大切な判断基準です。
床はフローリングにするのかカーペットにするのか、壁はどんな色使いにするのか、天井は・・・といったことを生活シーンや体験の内容をベースにして決めます。
もちろん「好き・嫌い」といった気持ちも大切な判断基準です。
照明

照明は実は床・壁・天井以上に大切な要素かもしれません。
というのも、照明は使い方によっては器具一つで空間全体に影響を与えるからです。
しかも、照明を照らした時の陰影は空間の雰囲気を大きく変えるので、手軽に空間を変化させたいという人には非常にオススメな空間デザインのやり方です。
というのも、照明は使い方によっては器具一つで空間全体に影響を与えるからです。
しかも、照明を照らした時の陰影は空間の雰囲気を大きく変えるので、手軽に空間を変化させたいという人には非常にオススメな空間デザインのやり方です。
建具・面材

ちょっと専門的な言葉なのでわかりにくいかもしれませんが、要はドアとか収納の扉とかのことです。
これも用途や全体のバランスをみて決めていきます。
これも用途や全体のバランスをみて決めていきます。
金物・小物・ファブリック

これはドアの取っ手やタオルハンガー、カーテンやインテリアグリーンなどです。
こういった細かい要素まで妥協なく選んだ空間は「センスがよい空間」とか「こだわりの空間」と言われるような雰囲気に仕上がります。
こういった細かい要素まで妥協なく選んだ空間は「センスがよい空間」とか「こだわりの空間」と言われるような雰囲気に仕上がります。
家具・家電・各種機器

家具を自分で購入された方は多いと思いますが、思っていたようなインテリアにならなかったという経験をした方も多いと思います。
家具は空間に動きを持たせる大切な要素であるとともに、人が実際に使う道具でもあるので、見た目だけではなく機能面や空間サイズも十分に考慮して選ぶ必要があります。
家電については、最近はデザイン性を考慮されたものも多く出ているので、空間を構成する一つの要素としてじっくり検討します。
オフィスやショップでは様々な機器を配置する必要があるので、それも機能面や動線を考慮して設計していきます。
家具は空間に動きを持たせる大切な要素であるとともに、人が実際に使う道具でもあるので、見た目だけではなく機能面や空間サイズも十分に考慮して選ぶ必要があります。
家電については、最近はデザイン性を考慮されたものも多く出ているので、空間を構成する一つの要素としてじっくり検討します。
オフィスやショップでは様々な機器を配置する必要があるので、それも機能面や動線を考慮して設計していきます。
五感を意識した空間デザイン

空間をデザインするときに抱えないのが「五感」を意識することです。
色や形などの目に見える部分はデザインをするときに意識しやすいのですが、意外と見落としがちなのが「音(耳)」や「臭い(鼻)」、「口当たり(口)」や「さわりごこち(手)」です。
色や形などの目に見える部分はデザインをするときに意識しやすいのですが、意外と見落としがちなのが「音(耳)」や「臭い(鼻)」、「口当たり(口)」や「さわりごこち(手)」です。
音(耳)

近年コロナによりテレワークが急速に普及しましたが、よく問題に上がっているのが「音問題」です。
子供がいる家庭であれば子供の声が気になって仕事に集中できないとか、オンライン会議の妨げになってしまうとかです。
これについては、天井までしっかりと壁で仕切るのが理想的ではありますが、難しい場合もあります。
そういったときでも、吸音効果のあるパネルを用意してみるとかデスクの配置で工夫するといった選択肢もあります。
最近は個人宅用のテレワークブースがお手頃価格で販売されていたりもするので、おすすめです。
子供がいる家庭であれば子供の声が気になって仕事に集中できないとか、オンライン会議の妨げになってしまうとかです。
これについては、天井までしっかりと壁で仕切るのが理想的ではありますが、難しい場合もあります。
そういったときでも、吸音効果のあるパネルを用意してみるとかデスクの配置で工夫するといった選択肢もあります。
最近は個人宅用のテレワークブースがお手頃価格で販売されていたりもするので、おすすめです。
におい(鼻)

匂いがほかの器官と大きく違うところは、感情や本能に直接訴えかけるところです。
ということは、それだけ記憶に残りやすいということでもあります。
近年は企業のブランド戦略として企業オリジナルの匂いを作ることも増えています。
それとは別に、単純に「好きな匂い」というのはそれだけで「好きな空間」につながりやすいです。
ご家庭での空間デザインにも取り入れやすく効果も高いやり方です。
ということは、それだけ記憶に残りやすいということでもあります。
近年は企業のブランド戦略として企業オリジナルの匂いを作ることも増えています。
それとは別に、単純に「好きな匂い」というのはそれだけで「好きな空間」につながりやすいです。
ご家庭での空間デザインにも取り入れやすく効果も高いやり方です。
口当たり(口)・さわりごこち(手)

口当たりは、例えば食事をするときのお皿やカップ、さわり心地は布団やクッションなどのリネンを選ぶときに大切になります。
レストランやホテルなどの空間デザインの際は、これらも大切な検討要因になります。
レストランやホテルなどの空間デザインの際は、これらも大切な検討要因になります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は空間デザインに必要なステップをざっくり3つに分けて紹介しました。
これからオフィスやショップを開設される方はもちろん、おうちのインテリアをもっとおしゃれにしたい!という方も是非参考にしてみてくださいね。
今回は空間デザインに必要なステップをざっくり3つに分けて紹介しました。
これからオフィスやショップを開設される方はもちろん、おうちのインテリアをもっとおしゃれにしたい!という方も是非参考にしてみてくださいね。