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仕事がはかどる!リモートワーク時代のインテリア計画

ここ2年ほどで急速にリモートワークが普及しました。
リモートワークが実際に普及したことにより、メリットだけではなくデメリットについても議論がされるようになりました。
その中でも一番多いのが「仕事と家庭の切り替えがうまくできない」というものです。
これまでは仕事の始まりと終わりには通勤が付きものでした。
あまり良いイメージのなかった通勤ですが、仕事スイッチを切り替えるための大切な時間だったことがわかりました。
とはいえ、リモートワークに自体にはメリットもたくさんあります。
リモートワークを継続しながらも仕事のスイッチを上手にON/OFFできるようになりたいというのが多くの人の意見ではないでしょうか。
今回はリモートワークでも仕事のパーフォーマンスがしっかりと発揮できる方法を、インテリアの視点からお伝えします。

リモートワークのインテリアは空間を仕切ることからはじめる

リモートワークが始まったら一番最初にやっていただきたいのが空間を分けることです。
リラックススペースと仕事スペースが物理的に分かれている程ON/OFFの切り替えは簡単です。

部屋を分ける

言葉どおり壁で完全に仕切って部屋を分けます。
これは物理的に仕切られていることもですが、何より音を遮断できるのが一番のポイントです。
家族など複数人で暮らしている人の場合は、家庭の音があることで仕事に集中できないというパターンが多いです。
また家庭の立場からは、仕事をしている人がいることでなんとなくストレスがたまってしまうという問題もあります。
壁で完全に仕切ることでお互いの気配を感じることなく時間を過ごすことができるので、家庭内の問題も起こりにくく一番効果の高いやり方です。
ただ、費用が高いので実行する前にしっかりと検討する必要があります。

ブースで分ける

壁で分けるほどではないけれど、何かしらの仕切りを利用して空間を仕切ることを言います。
例えばカーテンや簡易的なパーティションなどです。
最近はデスク付きのリモートワーク専用のブースも販売されています。
オススメは「Think Lab」というシェアオフィスが、個人住宅向けに販売しているブースです。価格も1万円台とお手頃で、狭小空間にも適応できる優れものです。

ダイニングテーブルはできるだけ避ける

突然のリモートワークにより、自宅内に仕事スペースを用意できないことも十分に考えられます。
そのため、食事用のダイニングテーブルで仕事をする人も多いですが、これはできれば避けた方がいいやり方です。
一つのテーブルを複数の用途で使うということは、そのたびにPCや書類の移動が発生するということです。
仕事の切り替えより前に、仕事に取り掛かるまでの工数が多くて仕事へのハードルがグッと上がってしまいます。
また、ダイニング用のチェアは食事やリラックス用に作られています。
仕事のように長時間作業をするチェアには適していません。

リモートワークのインテリアは家具の向きが超大事

実はデスクの向きは仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
デスクの向きとは、わかりやすく言えばデスクを壁にくっつけるか、壁から離すかということです。
デスクを壁にくっつけた場合、イスに座った時の視界の正面は壁になります。
デスクを壁から離して壁を背にして座った時、視界の正面は空間が広がっています。
どちらが正しいという話ではありません。
仕事の内容によって最適な配置があります。

集中力が必要な仕事

集中力が必要な仕事とは、正解が決まっている仕事を指します。
データを入力したり、決まった資料を作成したり、計算をしたりというような種類の仕事に向ているのは「壁に向かう配置」です。
余計な情報が遮断されて、目の前に仕事に集中することができ、ケアレスミスも少なくなります。

思考が必要な仕事

思考が必要な仕事とは、なにもないところからアイデアをだしたり、頭の中で計画を練ったりするような仕事です。
この種類の仕事に向ているのは「壁を背にした配置」です。
アイデアは何もない所からは生まれません。
目の前に空間が広がっていることで意識が拡散して、アイデアが生まれやすくなります。

リモートワークのインテリアは照明にも配慮する

照明には大きく分けて「暖色系(オレンジ系)」と「寒色系(白系)」の2種類があります。
家庭の照明は暖色系を使用することも多いですが、この色が仕事には向いていません。
暖色系の照明は、リラックスを目的にしているので、集中力が続かず仕事がはかどりにくくなってしまいます。
仕事スペースだけでも寒色系の照明を使いましょう。
どうしても難しい場合はデスクに置くタイプのタスクライトを使用するのもオススメです。

集中力を高めめるためのマイルーティンを作る

仕事モードに切り替えるためにはマイルーティンを作ることも大切です。
特にオススメなのは、五感を意識した空間づくりのためのルーティンです。
つまり、耳とか鼻とかに刺激を与えて気持ちを切り替えていきましょうということです。

決まったBGMをかける

仕事に取り掛かかるときには決まったBGMをかけます。
オーディオストリーミングサービスのSpotifyなどに入っている作業用BGMもおすすめです。
仕事空間を壁で仕切ることが難しい場合は、仕事用の音楽で仕事空間を満たして仕事の切り替えをします。

アロマを焚く

アロマも効果的です。
アロマは人の嗅覚に刺激を与えますが、嗅覚は五感のなかでも一番刺激の影響を受けやすく、気持ちを切り替えるのに非常に適しています。
仕事空間を仕事用の香りで満たして脳を仕事モードに切り替えましょう。

まとめ

いかがでしたか?
今回はリモートワークでよく言われる「仕事への切り替えの方法」についてお伝えしました。
音楽やアロマなど、手軽に取り掛かれるものもあるので、是非お試しくださいね。

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