
こんにちは!イマココデザインの今泉です。
照明器具を買った後に「失敗した・・・」と思ったことはありませんか?
今回は過去に照明器具を購入して失敗してしまった方
これから照明器具の購入を検討している方必読の内容です。
照明器具を選ぶときにチェックしておくべき5つのポイントをお伝えしていきます。
どこを照らしたい?
そもそも照明の役割で一番大切なのは「照らす」ということです。しかもただ照らすだけではなく
「何を照らすか」がとても大切になってきます。全体的に明るくしたいということであれば
シーリングライトやダウンライトを多灯使いする、などがあります。
例えば

こんなのとか

こんなのとか。
雰囲気アップのための照明ということであれば、ペンダントライトや光源が直接見えない間接照明などが
適しています。また、絵画などピンポイントで照らしたいということであればスポットライトがお勧めです。

これらを組み合わせて空間に合わせた照明計画をしていきます。
ダウンライトや間接照明は工事が必要になりますが、ペンダントライトやシーリングライト、スポットライトであれば天井に引っ掛けシーリングが付いていれば工事なしで取り付けることも可能です。
照明器具の大きさを調べる
一番多い失敗が、照明器具のサイズを調べずに購入してしまうパターンです。
私も経験があるのでわかるのですが、ネットの画像と実物が違ったというのは本当によくある話です。
ネットの商品情報を全部くまなくチェックするというのは結構大変な作業なのですが、サイズだけは必ず調べておきましょう。
次に店舗で購入する際のあるあるとしては、「思ったより大きかった・・・」というものです。
店舗空間は家よりも大きくつくられていることが多いので、店舗でみてちょうどいい大きさというのは家に持ち帰ってみてみると大きすぎることがよくあります。
IKEAは倉庫型の店舗で非常に大きく天井も高いのでこの失敗がとても多いんです。
ソファなどはサイズ確認をするのは当たり前になっていますが、照明器具はついうっかり忘れてしまいがちなので注意しましょう。
明るさはちょうどいい?
照明の明るさも照明を選ぶ時の大切なポイントになります。
明るさの決め方としては
①お部屋の広さ
②お部屋の使い方
③お部屋を使う人
を基準に決めていくのがおすすめです。
①お部屋の広さ
一般的に6帖のお部屋に対しては180Wくらいが適していると言われています。
正確にいうとWは消費電力なので明るさの指標にはなりません。
あくまでも参考までに覚えておいていただけるといいかなと思います。
②お部屋の使い方
同じ広さのお部屋であれば全て同じ明るさでいいかというともちろんそんなことはありません。
お部屋の使い方によってちょうどいい明るさは変わってきます。
一般的にはリビングやダイニングは少し明るさを落とす、キッチンや洗面、玄関は清潔感のあるしっかりした明るさが方が好まれます。
あと、ランプには色温度というものがあります。
ランプの色のことですね。
個人的には昼白色・温白色と呼ばれる微妙に温かみのある白が最強だと思っています。

③お部屋を使う人
あまり知られていないのですが、年齢によって明るさの感じ方は違います。
人は年を重ねると明るさを感じにくくなり、20代が感じる明るさを基準にすると60代には3.2倍の明るさが必要と言われています。
それと同時に、高齢になってくるとまぶしさはより強く感じるようにもなるので、結局どっちやねん、という感じは否めなせんが笑 まあそういった理屈はあるようです。
ランプが消えているときも美しいか
商品として売っている照明は、ほとんどがランプが付いた状態で展示しています。
しかし、実際の生活の場面では照明を消しておく場面というのも普通にあります。
そこで起こるのが「ランプがついているときれいなんだけど、ランプを消すといまいち」というものです。
照明器具の種類でいくとペンダントライトやシャンデリアは要注意です。
とくに、ガラスシェードタイプのペンダントライトは点灯時と消灯時の見た目の違いがより顕著なので購入の際は消灯時をしっかりとイメージして購入することをおすすめします。
背景まで考える
ネットで販売されている照明は素敵なものが多いですが、実は照明だけではなく「背景」が素敵な画像もおおかったりします。
これもペンダントライトやシャンデリア購入時に覚えておきたいポイントです。
実際に購入される際は、あなた自身のおうちの背景に当てはめてみて検討されることをおすすめします。
今回は、照明器具を選ぶときにチェックしておくべき5つのポイントについておつたえしました。
イマココデザインでは「照明計画だけ手伝ってほしい」というお客様も大歓迎です。
どうぞお気軽にご相談くださいませ!